アポキル錠は副作用がない!?推奨度Aの犬アトピー治療薬

アポキル錠

一口に副作用と言っても、下痢や嘔吐などの比較的軽い症状と、糖尿病や腎不全などの命に関わる重篤な症状、死亡するという3つに分けられます。

アポキル錠の国内臨床試験では軽度な副作用は確認されていますが、死亡や重篤な副作用は発生していません。

この記事ではアポキル錠と関連があると考えられている副作用症状と、ステロイド剤やシクロスポリン剤と比較した副作用の程度を徹底的にリサーチしてまとめています。

アポキル錠の副作用症例

アポキル錠の副作用症例について短期間の使用、長期間の使用の2つに分けて説明します。

まず、短期間の使用における副作用は下痢と嘔吐が報告されています。これらは一時的なもので自然に止る事が多いようですが、繰り返す場合は掛かりつけ獣医に相談して下さい。

次に平均401日間以上の長期使用の場合、調査対象となった247頭の5%に当たる20頭で、下痢と嘔吐の他に膀胱炎・外耳炎・膿皮症などの副作用症状が現れたと報告されています。

飲み合わせによる副作用に気をつけよう

下痢や嘔吐などはどんなお薬にでも必ずと言っていいほど存在している代表的な副反応なのでそれほど神経質になる必要はありません。

注意するのは、他の犬のアトピー治療薬との飲み合わせです。従来薬であるステロイド剤やシクロスポリン剤と併用すると副作用リスクが増加する可能性があると知られています。

その他には、併用しなくてもアポキル錠に変更する前にステロイドを使っていた犬ちゃんの場合は、食欲がなくなってしまう事があるようです。

アポキル錠を病院で処方された場合は先生が配慮して下さると思いますが、慣れてくると通販や個人輸入などから購入される飼い主さんもおられると思いますので、頭の片隅に入れておくようにしましょう。

アポキル錠で副作用が出る確率を減らす為のチェックリスト

細菌や寄生虫の駆除

細菌・真菌(皮膚糸状菌・マラセチア)又は寄生虫(ノミ・ヒゼンダニ)に感染している場合は治療を済ませておきましょう。

用法・用量の厳守

アポキル錠は生後12ヶ月未満の犬への安全性は確立されていませんので使用出来ません。また、体重が3kg未満の犬ちゃんには用量が過剰となる為使用を控えましょう。

体重1kgあたり0.4mgを1日2回、最長14日間経口投与しましょう。14日を超えて継続する場合は1日一回に減らして使用します。投与継続可能期間は最大で1年間です。

体重に応じて1/2錠で使用する場合はピルカッターを使用すると綺麗に割る事が出来るのでオススメです。割ったお薬は開封から3日以内に使い切りましょう。

こんな犬には使ってはダメ

交配の予定もしくは、妊娠・授乳中の犬へは使用を控えましょう。また、重篤な感染症、副腎皮質機能亢進症等の免疫抑制又は、進行性悪性腫瘍を悪化させる危険性がある為使用出来ません。

使用後元気がなくなったり、いつもと違う場合はすぐに動物病院に連れて行きましょう。長期間使用する場合は獣医の指示に従い、必要に応じて定期的に血液検査に応じましょう。

アポキル錠とその他の犬アトピー治療薬を比較してみた

治療薬薬の分類副作用危険度
アポキル錠分子標的薬安全
ステロイドホルモン剤危険
シクロスポリン免疫抑制剤普通
インターフェロン免疫抑制剤普通

アポキル錠は分子標的薬と言って、痒みの原因のみに直接作用するお薬です。

必要のない部分には薬が作用しない仕組みなので副作用は少なく安全性が非常に高い事が確認されています。

犬アトピー性皮膚炎の治療ガイドラインにおいても「推奨度A」に位置付けられており国際的な基準で推薦されています。

これまでステロイド剤やシクロスポリン剤、インターフェロンなどで治療されていた飼い主さんはぜひアポキル錠を試してみて下さい。

痒みがピタっと止ると口コミでも評判ですよ。

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