カルドメックとイベルメックの違いを知ればフィラリア予防費は半額になる!

カルドメックとイベルメックの違い

カルドメックとイベルメック、ハートガードプラスの違いについて正確に答えられる人は少ないと思います。この記事ではそれぞれの違いは何でどれを選ぶべきなのか?同じ効果で1番安く買えるのはどの予防薬なのか?を飼い主さんの目線でお伝えします。

予防薬名分類販売会社製造会社
ハートガードプラス先発医薬品メリアルメリアル米国
カルドメック先発医薬品ゼノアックメリアル米国
イベルメックPIジェネリックフジタ製薬フジタ製薬日本
イベルメックDSPジェネリックDSファーマアニマルヘルスフジタ製薬日本
ストロングハートジェネリックサヴァヴェットサヴァヴェットインド

カルドメックは日本のみで販売されている商品名です。
米国ではカルドメックと同じものがハートガードプラスという商品名で販売されています。

これらはどちらも米国のメリアル社が製造しており、日本国内ではメリアルと提携したゼノアックが販売を請け負っています。
日本市場とアメリカ市場で商品名が違っているだけで中身はどちらも全く同じ予防薬です。

イベルメックはカルドメックのジェネリック医薬品として日本のフジタ製薬が製造販売していて効果はカルドメックに等しいです。

ストロングハートもカルドメックのジェネリック医薬品ですがこちらはインドの会社が製造販売している商品です。

カルドメックとイベルメックの種類

お薬名対象主成分効果
カルドメック錠イベルメクチンフィラリア予防
カルドメックチュアブルPイベルメクチン
ピランテルパモ酸塩
フィラリア予防
犬回虫及び犬鉤虫の駆除
カルドメックチュアブル FXイベルメクチンフィラリア予防
猫回虫及び猫鉤虫の駆除
イベルメックPIイベルメクチン
パモ酸ピランテル
フィラリア予防
犬回虫及び犬鉤虫の駆除
イベルメックDSPイベルメクチン
パモ酸ピランテル
フィラリア予防
犬回虫及び犬鉤虫の駆除
ストロングハートイベルメクチン
パモ酸ピランテル
フィラリア予防
犬回虫及び犬鉤虫の駆除
ハートガードプラスイベルメクチン
ピランテルパモ酸塩
フィラリア予防
犬回虫及び犬鉤虫の駆除

カルドメックには3種類、イベルメックには2種類のラインナップがあります。ストロングハートとハートカードプラスは共に1種類です。
これら全てのお薬はメリアル社が販売する「ハートガードプラス」と提携して販売されているパッケージと名前のみ違うお薬か、ジェネリック薬です。

カルドメック錠

カルドメック錠
ゼノアック:カルドメック錠23/68/136

カルドメック錠はこの中で唯一の錠剤の予防薬です。
イベルメクチンを成分としており、フィラリア症(犬糸状虫症)の予防に使用されています。
妊娠中の犬にも使用が出来るほどの高い安全性を持っているのが特徴です。

カルドメックチュアブルP

カルドメックチュアブルP
ゼノアック:カルドメック チュアブル P34/P68/P136/P272

カルドメックチュアブルPは、チュアブルタイプの予防薬です。
成分はイベルメクチンに加えて、ピランテルパモ酸塩が入っており、フィラリア症の予防と同時に犬回虫・犬鉤虫などの内部寄生虫の駆除も出来る一石二鳥のお薬です。

カルドメックチュアブルFX

カルドメックチュアブルFX
ゼノアック:カルドメック チュアブルFX55/FX165

カルドメックチュアブルFXは猫用の予防薬です。
イベルメクチンが成分で、フィラリア症の予防と猫回虫・猫鉤虫の駆除に効果があります。
犬の場合は非常に人気があるカルドメックチュアブルですが、猫はノミやダニの駆除もまとめて出来るレボリューションを使われている方が非常に多いです。

イベルメックPI

イベルメックPI
フジタ製薬公式:イベルメックPI/S34/M68/L136/LL272

イベルメックPIはカルドメックチュアブルPのジェネリック医薬品です。
主成分、効果・効能、容量などはカルドメックチュアブルPと全く同じですが、お薬の形と、チュアブルに使われているお肉の原産地、価格などが異なります。

イベルメックPIカルドメックチュアブルP
画像イベルメックPI
画像:blogs.yahoo.co.jp/pola0708/62246756.html
カルドメックチュアブルP
画像:zenoaq.jp/product/pd28201.html
骨型四角
お肉の産地日本米国
参考価格700円〜2,000円程度800円〜2,500円程度

カルドメックはアメリカ産の牛肉が原料になっているのに対して、イベルメックPIは国産の牛肉が使われています。

お薬の形はイベルメックが骨の形に成形されているのに対して、カルドメックはだたの四角です。

価格は小型犬用、中型犬用、大型犬用でも違いますし、動物病院によっても違いますが、複数の動物病院のHPから調査した平均価格では、先発薬のカルドメックPよりも、ジェネリック医薬品であるイベルメックPIの方が安く買えるようです。

イベルメックは当サイトが実施した『フィラリア予防薬人気投票で1位』を取った人気のお薬です。

イベルメックDSP

イベルメックDSP
DSファーマアニマルヘルス公式:イベルメックDSP34/DSP68/DSP136/DSP272

フジタ製薬が販売しているイベルメックPIを、DSファーマアニマルヘルスが販売している商品名がイベルメックDSPです。
成分や効果、容量、形などイペルメックPIと全く同じようです。ややこしいですね。

ストロングハート

ストロングハート

ストロングハートはカルドメックチュアブルPのジェネリック薬です。
インドのサヴァヴェットという会社が製造しており、効果はカルドメックと同じです。

ハートガードプラス

ハートガードプラス

ハートガードプラスは1番最初に発売された先発医薬品です。

これまでにご紹介したカルドメックチュアブルP、イベルメックPI、イベルメックDSP、ストロングハートは全て『ハートガードプラス』を元に作られたジェネリック薬です。

ハートガードプラスは個人輸入すれば1錠400円台と驚くような低価格で買う事が出来る非常にコスパがいい商品です。

まとめ

それぞれの特徴をご理解頂けましたでしょうか?

メーカー同士の販売提携や、ジェネリック医薬品の販売、パッケージと名前のすげ替えなどがありとても複雑でした。その中でも、カルドメックチュアブルPとイベルメックPI、イベルメックDSPの違いは特に分かりにくいと感じました。

でも、一言でまとめるとどのお薬も全て効果が同じです。それならば安い方がいいと思いませんか?

ご紹介した以外にもフィラリア予防薬はいろんな種類が販売されているので、愛犬に合った予防薬を選んであげて下さいね。

よろしければ、『結局どれが1番効果あるの!?フィラリア予防薬を徹底的に比較してみた結果』も合わせて参考にして下さい。

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