腸リンパ管拡張症と闘った愛犬と私たち家族の闘病生活

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子供のように生活をしていた14歳8か月のトイプードルの女の子が腸リンパ管拡張症になりました。

一生懸命頑張ったのですが、発病後1年くらいで旅立っていきました。

その様子をだいたい時系列で語っていきましょう。どなたかの参考になれば幸いです。

 

犬の腸リンパ管拡張症の初期症状

ごく最初の症状はあまり酷くくない下痢でした。

愛犬はどちらかというと、便は固いほうでした。

出しきるのに苦労している時もあったのでフードを変えようか考えていた事もあった程です。

ごくたまに下痢をしたら、市販の薬を飲ますとすぐに治っていました。

それが、この病気になった時にはぱっとしなかったのです。

少し回復してはまた下痢になるという感じでした。ですから、病院に連れていくことにしました。

 

動物病院へ行きました。

病院にて、「市販の薬を飲ませてもあまり効かない」と獣医さんに言い、診断してもらいました。

触診やら体温、体重測定やらしてもらいました。

しかし、その時はとりあえず、整腸剤のような薬をいただき、様子を見ようということでした。

 

再度、動物病院に診察へ。

病院でいただいた薬はしっかり飲ませました。

しかし、下痢が完全に治ることはありませんでした。

少しはよくなるのですが、便はどろっとしたペースト状ぐらいの時が多かったです。

それで、また病院に連れて行きました。

 

レントゲン検査、超音波検査を受ける

 

犬の腸リンパ官拡張症のレントゲン検査

 

これはその時の超音波検査の写真です。

病院では下痢が長く続くので、きちんと検査をすることになりました。

レントゲンを撮ったり超音波検査を受けたりしました。

この超音波検査で、脾臓あたりに何かよくないものがありそうだということを聞きました。

そちらのほうが心配で、色々相談した結果、この脾臓は摘出したほうがいいということになりました。

その手術の時にお腹を開くので、下痢の原因になっているであろう腸のほうも検査をするという選択肢があることを聞きました。

 

犬の腸リンパ管拡張症手術を決断

 

犬の腸リンパ官拡張症手術

 

手術の前に用意しておいたエリザベスカラー

手術を受ける場合、麻酔をかけることになるが、これにはリスクがあると説明を受けました。

この愛犬は1歳前後の時に避妊手術を受けているので、麻酔の経験はがあります。

その時は若かったこともあり、とても元気でした。

 

しかしこの手術の話しが出た時は15歳に近い14歳という年齢だったので、

麻酔や手術に耐えうる体力があるかどうかが問題でした。

ですから術前検査をして手術には耐えられる体力があるようだということで、手術を決めました。

この時に、腸の様子も一緒に見てもらうということになりました。

 

手術で脾臓を摘出

 

手術で脾臓を摘出

手術後の傷はこのような感じです。脾臓をまるまる摘出する形になりました。

脾臓の中に液体が入っていて、それがこの犬の体調を悪くしているらしいと聞いていました。

その手術でお腹を開いている時に、腸の様子も超音波で見ていただきました。

 

術後に軽い「腸リンパ管拡張症」との診断

 

腸リンパ管拡張症の患部写真

 

抜糸後はこのような感じです。

下痢は腸リンパ管拡張症からくるものだと言われました。

加えてこの病気は完治させるのは極めて難しい病気であるとも知らされました。

その病院ではこの病気で治った犬はいなく、頑張って治療をしたけれど、

亡くなった子もいることも聞きました。正直に言ってもらえたことには好感が持てました。

 

犬の腸リンパ管拡張症の手術後の経過(時系列)

 

腸リンパ官拡張症を発症した犬

 

右側が手術直後の愛犬です。

まだこの時はそんなに痩せていないですが、ここからどんどん痩せていきました。

獣医師さんオススメのドッグフードをこの病院で購入し食べさせてみました。

しかし、下痢の調子は良くなりませんでした。

毎回の血液検査でも「アルブミン」などの数値は全く改善されませんでした。

フードによっては悪化する物もありました。

 

獣医さんがオススメのドッグフードは数種類ありました。

それらを1つずつ試しては血液検査を受けるという繰り返しをしました。

しかしながら、効果のあったものは全くなく、アルブミン値は下がっていく一方でした。

 

手作りフード

獣医さんがオススメのドッグフードが全く効果がないので、

後は手作りフードを飼い主さんが作れるのであれば、試してみるだけの価値はあると言われました。

私は専業主婦でしたしお料理は好きですので、喜んで手作りフードを作って食べさせるようにしました。

 

アルブミンなど改善

手作りフードが功を奏したのか、

時期的に少しだけ病気が落ち着いた時期だったのかはわかりませんが、

アルブミンなどの数値が少し改善しました。便の調子も良い時も出てきました。

 

良いと言っても腸リンパ管拡張症になる前の、

しっかりとした固さ重さの便が出てきたわけではありません。

少し便の形ができている物を出せるようになっただけでした。

その便は持ち上げると軽く、くしゃっと崩れる感じの便でした。

 

一進一退

その後、一進一退の状態が続きました。

「ちょっと良くなったかな」と思って大喜びしたら、

次の便はまた下痢になってしまってがっかりという状態が続きました。

但し、腸リンパ管拡張症になってから一度も元のような固い、

どっしりとした便を見ることは残念ながらありませんでした。

 

食事を拒否

一進一退を繰り返しながら発病して1年ちょっと経ったある日、初めて食事を拒否しました。

死の2週間くらい前のの出来事でした。

とても食いしん坊で病気をしてからは更に食べることに執着していた愛犬だったので、とてもショックでした。

この愛犬が食事を拒否したのはこれがこの犬の生涯で初めてでした。嫌な予感がしました。

獣医さんのところに連れて行ったら、水を飲むので大丈夫でしょうという感じでした。

それで、点滴などをしてもらったりしました。

血液検査の結果はその時なぜかとてもよかったのです。

ですから、回復するのかと期待してしまいました。

 

食べる物は何でも与える

食事を拒否し始めてからはこの愛犬の好きなものばかりを口に近づけてあげました。

最後まで食べたのが、缶詰タイプのドッグフードでした。

大好きだった鶏肉などは顔を背けるようになりました。

ほんの少ししか食べませんでしたが、

血液検査の結果が良かったことを信じながら、10日くらい過ごしました。

けれど、死の4日くらい前に病院に行った時には死期が近いことを告げられました。

 

すごい量の水を飲む

この病気になってから、水をすごく飲むようになりました。

これは下痢で大量の水分を出してしまうのだから、獣医さんには問題ないと言われました。

水は最期までよく飲んでいました。

 

便の臭いが特殊

この病気になってから便の匂いが変わりました。

かなりきつい特殊な匂いです。健康な時には絶対にこんな匂いはしないという匂いです。

便も死の2日前まで自分で歩いて定位置にしに行っていました。

 

体重は7.5kgから4.5kgに減。

骨格の大きなトイプードルで、シッカリと肉もついていたので、発病前は7.5kgくらいありました。

獣医さんにこれ以上体重が増えないように気を付けてあげましょうと言われていました。

しかし死の4日前に病院で体重を計ってもらった時には4.5kgほどになっていました。

すっかりとやせ細っていました。

 

毛が薄くなった

この病気になってから毛が薄くなりました。

ただでさえ、体重がどんどん減って痩せていっていたのに、

毛もどんどん抜けていったのでなんだか犬がかなり小さくなってしまいました。

毛が薄くなった原因は飲んでいる薬の影響であろうと獣医さんに聞きました。

 

最後に

家の愛犬の場合、軽度のリンパ管拡張症だと聞いていた割には、

14歳8か月で発病してほんの1年2ヶ月くらいで亡くなってしまいました。

良くなる時期さえあまりありませんでした。

軽度ですから頑張れるのではないかと思ったのですが、16歳の誕生日の少し前に旅立っていきました。

しっかりと会いたい人にみんな会って、みんなを待って、そしてみんなに大切にされながら旅立っていきました。

 

「ね〜、ぱぱ、まま、私頑張ったでしょ!」

でもね、もう疲れちゃったの〜。先にいくからね。ぱぱ、まま、ありがとう。

ここに最期までいることができて、私、とっても幸せだったよ。I love you.

 

と声が聞こえたようでした。

 

こちらこそ、ありがとう。

アメリカ生まれのあなたの最後のセリフは英語だった気がします。

あなたは子供のいないぱぱとままの宝物でしたよ

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