【動物看護師執筆】レトリバー犬種に多い『関節疾患』の予防・症状・検査・治療など

レトリバー

レトリバー犬種『関節疾患』初期症状

関節疾患を発症している場合は痛みや違和感から、片足をあげたまま歩く(挙上)、けんけんしながら歩く(跛行)等、比較的わかりやすい症状が出ます。

子犬、成犬共に股関節の形成不全がある場合には、お尻を大きく振りながら歩く「モンローウォーク」という症状が見られます。
このような症状が出た際は痛がる痛がらないに関わらず一度関節系統のチェックを受けられることをお勧めします。

レトリバー犬種『関節疾患』予防方法

レトリバー種のわんちゃん達は運動がとっても大好きです。
関節疾患予防のために運動制限をかけてしまう事は、逆にストレスになってしまうので極力避けましょう。

また先天的に持っている場合も多いので予防というよりは発症させないケアとなります。

先ずは体重の管理です。体が大きい分股関節や関節にかかる負荷が大きいので、体の大きさに対して適正な体重であることが大切です。
大型犬の場合、おやつやご飯も小型犬に比べあげすぎてしまっている飼い主様がとっても多くいらっしゃいます。
フードパッケージの量をきちんと守って頂くこと、また1日に最低でも1時間はお散歩で運動させてあげることが理想的です。

なお関節ケアのサプリメント(プロモーション、グリコフレックス、ムーブマックス等)が現在は様々なメーカーから売り出されていますので、早い段階から活用して頂くことで関節疾患の予防につながるかと思います。

関節疾患になってしまったら?検査や治療の方法は?

関節異常を発症した場合や先天的異常を確認する時は先ずレントゲン検査を行います。
異常がある部位によりますが経過観察になる事も少なくありません。

痛みが強い際は痛み止め(メタカム、プレビコックス、リマダイル等)を使用します。
体重過多や生活要因がきっかけになっていると判断した場合には、改善指導と共にサプリメント等で関節補助をしていく治療が多いかと思います。

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